商品自体には無添加と書かれていても、どういう意味の無添加かは期待どおりではないことがありますので、まずは確認をする必要があります。
無添加と書かれた基礎化粧品であれば、どの商品もすべて肌にやさしいと思っている人が少なくないようです。
無添加と書かれている基礎化粧品なら、どれでも肌に優しいだろうから、その中から考えればいいという判断は誤りです。
皮膚の保湿力を高め、肌トラブルを改善する効果が、基礎化粧品には求められます。
販売されている商品の表示をよく見てみると、無添加とあるけれども何が無添加なのかは書かれていない場合がほとんどです。
添加物として、含有されている時には表示しなければいけない成分が幾つかありますが、それらが入っていないものを無添加と呼んでいます。
法律では、アレルギーを起こすリスクがある成分を、表示しなければならないものとしています。
しかし、化粧品表示指定成分が設定されたのは何十年も前のことであり、最近の成分は対象とはなっていないのです。
近年に開発された成分で、化粧品表示指定成分ではないけれど、添加物と同じように使われている成分もあります。
化粧品表示指定成分に指定されていない新たな成分が含まれている基礎化粧品を、無添加と称して販売していることもあります。
多くの基礎化粧品には、何が無添加なのか明記してあるので、購入する時にはしっかり確認するようにしましょう。
毎日のように自分の肌に浸透させる基礎化粧品を選ぶのですから、無添加という言葉だけで信頼してしまうのではなく、成分などをきちんと把握するようにしましょう。