胸を大きくするために脂肪を注入する時には、利点もありますが、弱点もあります。
バストを大きくするために脂肪を注入したはずが、脂肪が分解されてしまう可能性もあるようです。
胸をとても大きくしたいと思って豊胸手術を受けたとしても、ほとんど大きさが変わらないという可能性もあります。
全く逆のケースとして、吸収される分を見越して脂肪を注入したところ、バストサイズが想定より大きくなることがあります。
この大きさになりたいというバストサイズが決まっている人は、脂肪注入は適さないかもしれません。
脂肪注入による方法では無く、シリコンによる豊胸手術の方が術後の効果を予想しやすいので、向いていると考えられます。
知っておくべきこととして、豊胸手術に使う脂肪は、自分の体の他の部位から取り出すものです。
脂肪量が少なければ、豊胸はできません。
胸のサイズを大きくするために脂肪を注入することを希望しても、注入するための脂肪がない限りは、手術ができないわけです。
脂肪注入に使用する脂肪の量は、左右合わせて約300㏄必要とされています。
もともとスリムな体型で、豊胸用に使う脂肪を取り出すことができないという人は、豊胸手術で脂肪注入は不可能な話です。
豊胸を目的とした脂肪注入では、切開による手術痕が残りますが、アンダーバストの隠れやすいところなので不自然さはありません。
切開する場所は数ミリ程度のものなので、傷跡そのものも時間の経過と共にほとんど分からなくなります。